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2023.06.15

【転職活動ガイド】転職活動に成功するためのステップ

転職活動は、新しいキャリアチャンスを探求し、自己成長や働く環境の向上を目指すための重要なプロセスです。しかし、転職を成功させるためには、計画的かつ戦略的に行動することが求められます。

自己分析(強み・弱み・スキル・価値観の理解)

転職活動を始める前に、まず自己分析をおこない、自分がどのようなキャリアを築きたいのか明確にすることが重要です。次のような観点で自己分析をおこなうことで、自分の強みや弱み、価値観、興味やスキルを理解し、適切な転職先を見つけることができます。

  • 強み・弱み
  • 価値観・ライフスタイル
  • 知識・スキル・経験
  • これまでの職業・業界に対する評価

自己分析の方法としては、SWOT分析やキャリアアンカー(仕事において何を最も大切にするかという価値観)などを利用することがあります。これらのツールを使って、自分の長所や短所、機会や脅威を整理し、自分に適した業界や職種を明確にしてください。ただし、初めての転職であり、どのような動きをすべきかわからない場合にはキャリアアドバイザーや転職エージェントを活用する方法もあります。

キャリアアンカーを知るために必要な3つの問い

画像出典:キャリアアンカーとは?診断結果の活用法を1分で解説-すぐに使えるチェックシート付-(d’s journal)

キャリア目標を設定したら、それを達成するための具体的な行動計画を立てることが重要です。例えば、希望する業界に関する資格を取得する、専門的な知識を身につけるために研修やセミナーに参加するなど、積極的に行動するようにしてください。

強み・弱みの洗い出し

自分の強み・弱みを把握することで、自分に適した職種や企業を見つけやすくなります。過去の業務経験やプロジェクトを振り返り、自分が得意だったことや苦手だったことをリストアップしてください。可能であれば、周囲の人からのフィードバックも参考にして、客観的な自己評価ができることが理想です。

ただし、自分で強い・弱いと思っていても客観的に強い・弱いかは別問題です。よく面接でコミュニケーション能力の高さを強みだと主張する方がいますが、コミュニケーション能力が高いかどうかは面接中の会話でわかりますので、この強みを面接で話すことにより、自分から伝えることができる強みを1つ減らすことになってしまう恐れもあります。

また、強さと弱さは常に表裏一体なところがありますので、行動力に欠けるという弱みは言い換えれば、行動するかどうかを慎重に判断するという強みにも取れます。そのため、自分がどう判断するかよりも、企業がどう判断するかを軸に冷静に確認する必要があります。

スキルセットの確認

これまでに習得したスキルや知識を整理し、自分のスキルセットを明確にしてください。特に、希望する職種や業界で求められるスキルは重要です。必要に応じて転職前にスキルアップも必要なこともあり、職務経歴書に記載するという意味でも入念に確認し、次のような形で書き出しておくことを推奨します。

  • 広告運用ディレクション 3年
  • サイト制作ディレクション 5年
  • sns運用 5年
  • ui/ux改善 5年
  • kgi設計/kpi設計 5年
  • seo対策 20年
  • コンテンツ制作 20年
  • 人事・マネジメント 10年
  • アクセス解析・分析(ga、gsc) 20年
  • crmツール(セールスフォース) 3年
  • maツール(satori) 4年

価値観の整理

自分の価値観や目標を明確にすることで、転職先企業の選定が容易になります。どのような職種や業界で働きたいのか、どのような働き方や企業文化を求めているのかを検討してください。同じ業界であっても経営理念や企業理念が違えばまったく違う文化を持っていることが通常です。そのため、よほどの強い意志がない限り、最初から業界を絞って考えることは推奨できません。

自分には向いていると思った業界が、実はまったく向いていなかったということはよくあります。転職するということは何かに不満があるということが多く、まったく違う業界に出たほうがプラスに働くこともあります。しかし、まったくの未経験ではキャリアアップが望めないことが通常ですので将来的にどうしたいのかを考える必要が出てきます。また、将来のことを考えた結果、ポストコンサル狙いの転職という考え方も現在では浸透しています。

※ポストコンサル:コンサル会社出身者がキャリアアップに転職すること。一度コンサル会社に入ると潰しが効くため、スキルアップを兼ねて数年の覚悟でコンサル会社に転職する方が増えています。

キャリア目標の明確化とステップ

自己分析の結果をもとに、具体的なキャリア目標を設定してください。目標設定には、以下の点を考慮する必要があります。

  1. 短期目標と長期目標
  2. 希望する役割・職種・業界
  3. 収入・福利厚生・働く環境

明確なキャリア目標があることで、転職活動に方向性を持たせることができ、効果的な行動がとれるようになります。終身雇用が終了した現在では短期的(1年~2年)にはどうするか、長期的(5年~10年)でどうするかを考えて対応する必要があり、行き当たりばったりではキャリアアップが望めなくなったり、仕事にやりがいを持てなくなったりすることがあります。

自身の将来のために転職を繰り返すことも一般的になりつつある現在では世の中の動きを見ることよりも自分の未来を考えたうえでの行動が求められます。

情報収集(業界・企業・求人情報の調査)

転職活動において、最新の転職市場の動向やトレンドなどの情報収集は非常に重要です。業界の動向や企業の特徴、求人情報を把握することで、自分に適した転職先を見つけやすくなります。インターネットや専門誌、転職エージェントなどを活用して、自分が希望する業界や職種の求人情報や転職成功事例を調査してください。

また、転職市場を理解することで、効率的な転職活動が可能になります。例えば、業界内での人気職種や募集が多い時期を把握し、そのタイミングで転職活動をおこなうことで、より多くのチャンスをつかむことができます。さらに、転職エージェントや人材紹介会社を利用することで、自分に合った求人情報を効率的に見つけることができます。

転職市場の動向とトレンドの把握

転職活動において、最新の転職市場の動向やトレンドを把握することが大切です。インターネットや専門誌、転職エージェントなどを活用して、自分が希望する業界や職種の求人情報や転職成功事例を調査できます。また、業界の雇用状況や求人倍率、平均年収などの情報を確認することで、市場の現状を把握できます。

転職市場の動向を把握するために、転職サイトや求人サイトを活用してください。複数のサイトを登録することで、幅広い求人情報にアクセスできます。また、業界や職種別の求人情報や、転職者向けのセミナー・イベント情報もチェックしておくと、市場の動きや求められるスキルを知ることができます。

ただし、転職サイトや求人サイトは転職に対して非常にポジティブな情報があふれています。必ずしも自分にとってプラスに作用するとは限りませんので、ニュートラルな視点で判断するようにしてください。

業界情報の収集

転職先を選ぶ際には、企業や業界の情報収集が欠かせません。企業の公式ウェブサイトやSNSをチェックしたり、業界の専門誌やニュースを読むことで、企業の経営状況やビジョン、業界のトレンドなどを理解できます。さらに、企業の社員やOB・OGから話を聞くことで、企業の雰囲気や働く環境についてリアルな情報を得られます。

企業情報の収集

業界まで絞り込んだあとは具体的な企業情報の収集をはじめる必要があります。企業の公式サイトはもちろん、公式の採用サイト、SNS、マイナビやwantedly(ウォンテッドリー)のような求人サイト、open workや転職会議のような口コミサイト、ropro(ロプロ)のような企業検証サイトをもとに情報収集してください。

企業情報を調べるときには口コミサイトは参考になりますが、非常に主観が強いことが多く、正しい情報なのか、最新情報なのかという点では信憑性に欠けることがあります。カジュアル面談や面接の際に直接確認することもよいですが、企業検証サイトをうまく活用することで従業員視点と企業視点の双方の情報を集めることができますので便利です。

ネットワーキングと人脈の活用

転職活動では、人脈を活用することが大切です。友人や知人、同僚や先輩などの人脈を通じて、業界の裏話や企業の内情を知ることができます。また、snsやオンラインコミュニティを活用して、転職活動に役立つ情報交換をおこなえます。ネットワーキングの場を通じて、自分の転職活動をサポートしてくれる人を見つけることも重要です。

友人や知人、同僚や先輩などの人脈を活用して、業界の裏話や企業の内情を知ることができます。また、snsやオンラインコミュニティを活用して、転職活動に役立つ情報交換をおこなってください。

書類作成(履歴書・職務経歴書の作成)

転職活動で重要な書類として、履歴書と職務経歴書、カバーレターがあります。これらの書類を効果的に作成することで、企業からの選考通過の確率を上げることができます。

次のようなポイントに注意して、効果的な書類を作成してください。

履歴書

基本情報や学歴・職歴などの事実を正確に記載する。志望動機や自己PR欄には、自分の強みや目標を明確に伝える文章を書く。

職務経歴書

これまでの職歴を具体的に記述し、達成した成果や学んだスキルをアピールする。希望する職種や業界で活かせる経験を強調する。

カバーレター

自分の人柄や価値観を伝えるための書類。自分の強みや達成した成果を具体的に示し、転職先企業でどのように貢献できるかを具体的に説明する。企業のビジョンやカルチャーに共感している点を明確に伝える。

履歴書のポイント

履歴書では、自分の基本情報や学歴、職歴を記載します。ここで大切なポイントは、簡潔で分かりやすい文章で自分をアピールすることです。志望動機や自己PR欄では、具体的な事例や数値を用いて、自分の適性や過去の実績をアピールしてください。

履歴書は、基本情報や学歴・職歴などの事実を正確に記載することが重要です。また、志望動機や自己PR欄には、自分の強みや目標を明確に伝える文章を書くことが求められます。自己PR欄では、これまでの職歴やスキルを活かしてどのように転職先企業で貢献できるのかを具体的に述べてください。

ポイントは次の点です。

  • 写真は清潔感のある服装・髪型で撮影する
  • 文字は丁寧に書く
  • 必要な項目をすべて記入し、誤りがないことを確認する

職務経歴書のポイント

職務経歴書では、これまでの職務内容や達成した成果、スキルを記載します。具体的な業務内容やプロジェクトの概要、役割、達成した成果を詳細に書いてください。また、それらがどのように今回の転職先で活かせるかもアピールすることが重要です。

ポイントは次の点です。

  • 職務内容を具体的に記述する
  • 自分の役割や成果を強調する
  • 転職先で活かせるスキルや経験をアピールする

カバーレターのポイント

カバーレターは、自分の人柄や価値観を伝えるための書類です。自分の強みや達成した成果を具体的に示すことが求められます。また、転職先企業でどのように貢献できるかを具体的に説明してください。さらに、企業のビジョンやカルチャーに共感している点を明確に伝えることで、企業との適合性をアピールできます。

ポイントは次の点です。

  • 自分の強みや達成した成果を具体的に示す
  • 転職先企業でどのように貢献できるかを具体的に説明する
  • 企業のビジョンや方針に共感し、それに沿ったアピールをおこなう

ただし、カバーレターを求めない企業も多く、プラスアルファの要素と考えてください。

面接対策・面接準備

転職活動では、面接が成功の鍵となります。面接では、自己アピールや志望動機の説明、企業に対する質問などが求められます。自身の過去と将来にストーリーを持たせて話す必要があり、企業が求める要素を取り入れることで成功率が格段に上がります。

面接の基本マナー

面接では、礼儀正しい態度と適切な服装を心がけてください。また、面接官とのコミュニケーションも重要です。話を聞くときは相手を見つめて聞き、自分の意見を述べるときは明確、かつ、自信を持って伝える必要があります。

面接前には以下の準備が必要です。

  • 企業の情報や求める人材像を調べる
  • 自分の強みや志望動機を整理する
  • 面接での服装や身だしなみを確認する

特に、聞かれたことに対して「端的に」回答することは多くの人が出来ていませんので非常に重要な要素です。そもそも、聞かれたことに対して答えない人も多いのが実情ですので、言葉のキャッチボールを意識して、相手の質問の真意を読み解く力が求められます。

自己アピールの練習

面接では、自分の強みや過去の実績を説明することが求められます。事前に自己アピールのポイントを整理し、具体的な例を用意しておくことが大切です。また、練習を重ねることで、スムーズに自己アピールができるようになります。

面接中は以下のポイントに注意してください。

  • 落ち着いて自分の考えや経験を伝える
  • 質問には明確かつ具体的に答える
  • 聞き返しや確認を適切におこなう

特に過去のエピソードや実績、乗り越えた案件などはよく聞かれる項目ですので事前に話す内容をまとめておく必要があります。

志望動機の明確化

企業は、応募者が自社に対してどのような期待や目標を持っているかを確認したいと考えています。そのため、志望動機を明確に伝えることが重要です。具体的な業務内容や職種、企業のビジョンやカルチャーに触れながら、自分がどのように成長し、貢献できるのかを説明してください。

質問の準備

面接では、企業側に質問する機会があります。事前に調査した企業情報をもとに、具体的な質問を用意してください。これにより、自分が企業に対して興味を持っていることをアピールできます。ただし、面接でのやり取りのなかで事前に用意した質問内容が解決することもあります。

「最後に何か質問はありますか?」と聞かれて、アピールポイントだと思って無理に質問をする人もいますが、質問は必須ではありません。聞くことがプラスになるのではなく、互いによく知ることがプラスになるのだと理解して面接に臨んでください。

面接後のフォロー

面接後は、感謝の気持ちを伝えるために、メールでお礼を伝えてください。また、面接での改善点や学びを振り返り、次の面接に活かすことが大切です。

転職活動の進捗管理

転職活動をはじめた理由にもよりますが、多くの場合で進捗管理が必要です。タイムラインとスケジュールを設定し、自分が今どこにいるのかを把握するようにしてください。情報収集や書類作成、面接対策などの各ステップに対して、適切な期間を設定し、定期的に進捗を確認し、必要に応じてスケジュールの調整をしてください。

次のようなポイントを押さえたスケジュール管理が効果的です。

  1. 転職活動の目標期間の設定(例:3か月~6か月)
  2. 各ステップ(自己分析、情報収集、書類作成、面接対策など)の期限設定
  3. 定期的に進捗を確認し、必要に応じてスケジュール調整
  4. タスク管理ツールやカレンダーを活用して、スケジュールを可視化
  5. 新しい職場での心構えとスキルアップ

転職活動の進捗を記録し、定期的に振り返ることで、自分の活動状況を客観的に把握することができます。また、振り返りを通じて、今後の活動の改善点や課題を見つけることができます。進捗の記録と振り返りを習慣化し、転職活動の質を向上させてください。

内定獲得後の対応

内定を獲得した後も、転職後のフォローアップが重要です。新しい職場で円滑に働くために、以下のポイントを押さてください。

  • 入社前の準備
  • 退職手続き
  • キャリアの見直し

稀に就職や転職がゴールになっている人がいますが、職に就くことは経過であって目標ではありません。内定をもらって転職できたとしても、それが自分のキャリアのゴールとは限りませんので、内定をもらった会社でどうなるのか、その後どうするのかを考える必要があります。

内定をもらった時点で次の転職を考える、ということではなく自分の将来を正しく、冷静に見つめなおすことが必要ということです。特に転職が決まったあとは引き継ぎはあるものの、有給休暇の消化により時間に余裕ができることも多いため、しっかりと考えることが重要です。

入社前の準備

入社前に、職場の雰囲気や業務内容を把握することが大切です。また、必要な資格やスキルを事前に習得し、新しい職場で活躍できるように準備してください。事前に専門誌や業界紙などを読むことでアウトプットがスムーズにいくことが多く、お勧めです。

退職手続き

退職手続きでは、所定の手続きに従って、上司や人事部門に退職の意志を伝えてください。また、業務引き継ぎを円滑におこなうことで、後輩や同僚との関係も良好に保つことができます。特に退職までの期間や有給休暇の取得などでは慎重に話を進める必要がありますし、源泉徴収票や離職票などをもらうといった事務手続きも発生しますので確認するようにしてください。

お勧めはしませんが、退職交渉が難航した場合、退職代行を使うという方法もあります。一度内定を承諾した以上、転職しないという選択は非常に誠意に欠ける行為です。引き止めにあったとしても自分は転職するという強い意志を示すことが重要です。

成長とキャリアアップ

転職後も、自分の成長やキャリアアップを意識することが大切です。新しい職場での業務を通じてスキルを磨き、キャリアアップのための取り組みを続けてください。また、定期的に自己評価をおこない、自分の成長を確認することが重要です。

まとめ

転職活動を成功させるためには、計画的かつ効果的なアプローチが必要です。自己分析や情報収集、書類作成、面接対策、進捗管理、内定獲得後の対応といったステップを踏み、自分に適した転職先を見つけることが大切です。以下のポイントを意識して、転職活動を進めましょう。

  1. 自己分析をおこない、自分の強みや希望を明確にする。
  2. 業界、企業、求人情報の収集をおこない、適切な転職先を見極める。
  3. 効果的な履歴書・職務経歴書を作成し、自分のアピールポイントを強調する。
  4. 面接対策をおこない、自信を持って面接に臨む。
  5. 転職活動の進捗を管理し、計画的に活動を進める。
  6. 内定獲得後も、円満な退職手続きと転職先でのスムーズなスタートを心がける。

これらのポイントを踏まえた転職活動は、自分に適した仕事や職場環境を見つけるための有効な手段です。また、転職を成功させることで、キャリアアップや働く環境の改善が期待できます。転職活動を通じて、自分のキャリアと人生においてより充実した経験を積むことができるでしょう。

この記事の執筆者

ropro編集局-コラム編集担当

ropro編集局-コラム編集担当

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